「売れんでもええ、よそにないええモン作れ!“瀬戸よ志”の看板になる昆布佃煮の最高級品や!」
そんな5代目社長のひと言から、この商品の開発はスタートしました。
開発担当としては一度はチャレンジしたい超高級品作り。
これはチャンス!と意気込んで取り掛かりました。
まずは昆布。
昆布問屋から“道南産真昆布天然元揃”が届きました。
5代目社長は「これ使たらええからな。びっくりする程高いぞ!」と言って昆布の端をちぎって口にほおり込み、「うま~!こりゃ楽しみや。」とその場を立ち去りました。
実際に口にすると、本当に雑味のない澄んだ旨みのおいしい昆布。
その昆布の味わいは噛めば噛むほど口の中に広がり、いつまでも続きました。
この時おぼろげながら
“自らの出汁で、自らをおいしく味付けする昆布佃煮。だから余計な調味料は一切使わない”
そういうコンセプトが頭の中に浮かんでいました。
ここ小豆島は四百年の歴史を持つ醤油の産地。数々の醤油屋さん(醤油蔵)が軒を並べています。
そんな中に、自分トコの商品を「日本一高い醤油!」と言い切る
いろいろ試してみましたが、ベタ甘かったり、独特のコクや香りがあったりと、いい昆布、いい醤油の邪魔をしていることに気が付いたのです。
そんな時ふと、
発売から約20年になりますが、実はそれからも何回か改良をしています。